見た目・美肌をもっと素敵に、いつまでも潤いのある肌に!

ライフプラス 美肌 見た目
























 

コンサートへ行こう!コンサート・レビュー

札幌交響楽団第481回定期演奏会
日時
2005年9月23日(金) 19:00〜  9月24日(土) 15:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
指揮
尾高忠明
チェロ
スティーヴン・イッサーリス
コンサートマスター
菅野まゆみ
曲目
エルガー     チェロ協奏曲ホ短調作品85
ラフマニノフ   交響曲第2番ホ短調作品27
ラフマニノフ   ヴォカリーズ(アンコール)

  音楽監督 尾高忠明さんによる定期演奏会、今回は尾高さん一押しのチェリスト スティーヴン・イッサーリスを迎えて行なわれました。
  前半はエルガーのチェロ協奏曲、イッサーリスは凄い、巧いの言葉に尽きますね。2年前の特演のソリスト ロバート・コーエンも心に響きましたが、チェロの独奏から始まる第1楽章から、すでにイッサーリスは何かに取り憑かれたというか、神憑り的な感じがしましたね。自分はP席だったのでイッサーリスの表情はわかりませんが、たぶん虚ろな表情だったのではないかと思います、笑。特に第3楽章のアダージョはチェロの音色が会場中に響きわたり、瞑想的な世界に引き込まれました。欲を言えば、もっと歌いまくってくれたらと思いましたが、とにかく巧かったです。アンコールはカザルスの鳥の歌、弱音が絶品で、思わず涙がこぼれそうに・・・。

  後半はラフマニノフの交響曲第2番。
  最初から飛ばしまくっていましたね・・・笑、途中アンサンブルが乱れるのでは余計な心配もしまいましたが、超熱演でした。
  チェロの暗い旋律ではじまる第1楽章、チェロのアンサンブルがビシッと決まっていて、思わずブラヴォ!、自分の大好きな第3楽章はヴァイオリンパートによるロシア的な響きが充満し、またクラリネットのソロが牧歌的でよかったっす!。第4楽章はもう尾高・札響のパワー全開でもう何もいうことはありません。大満足です!

  ところで音楽監督の尾高さん、10月から札幌にも居を構え、今後は札幌と東京を拠点に活動をしていくとのことです。尾高さんにとって、札響はライフワークの一つになっているんですね。


ユンディ・リ ピアノリサイタル
日時
2005年9月21日(水) 19:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
曲目
モーツアルト  ピアノソナタ第10番ハ長調KV330
シューマン   謝肉祭作品9
リスト      スペイン狂詩曲
ショパン     アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22

  7月に小澤征爾・新日フィルとグリーグのコンチェルトを競演したユンディ・リの札幌公演を聴いてきました。たぶん会場は8割方埋まっていたのではないかと思いますが、やはり年代に関わらず女性が多かったです!笑
  さて演奏のほうですが、前半のモーツアルト、やはりモーツアルトは難しいんだなって思いました。悪くはないのですが、ちと軽いというか、特には雑に聴こえました。シューマンの謝肉祭、自分の好みでいくともっと豪快に弾いてほしかったのですが、妙に明るすぎて・・・笑、まあ謝肉祭だからいいかなって。でも演奏は巧かったですよ。
  後半のリストとショパン、二曲とも直球的な演奏でしたが、歌わせるところは情感たっぷりに弾いていましたので、その思いは充分に聴き手に伝わった思います。また特にショパンで感じましたが、細かいパッセージや弱音の表現はさすが・・・です。
  アンコールは全て中国の作品が二曲、自国の作品を弾くことはすごく大切だと思います。こんなところにもリの愛国心を感じます。演奏終了後はエントランスホールでサイン会、長蛇の列でリが現れた瞬間、もう会場は騒然、歓声と携帯のフラッシュが交差していました!


日本フィルハーモニー交響楽団第29回北海道定期札幌演奏会(第2夜)
日時
2005年9月17日(土) 18:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
指揮
小林研一郎
ピアノ
小山実稚恵
特別出演
東海大学付属第四高等学校吹奏楽部
曲目
ブラームス     ハンガリア舞曲第1、6、5番
ショパン       ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
スメタナ       連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
チャイコフスキー  祝典序曲「1812年」

  はじめて日フィルの演奏会に行ってきました。前日の第1夜も聴きたかったのですが、仕事のスケジュールで断念。
  さて前半はハンガリア舞曲のあと、小山さんのソロでショパンのコンチェルト。
  冒頭の前奏から小山さんはのめり込んだ様子で、ショパンが青年期に思いを寄せたコンスタンツイアへのせつない気持ちを代弁するかのように演奏していました。特に第2楽章はショパンの思いが迸るような演奏で、うっとりとしながら聴いていました。
  ショパンコンクールに入賞した頃は正直あまり小山さんの演奏には関心がなかったのですが、ここ近年は演奏にも深みが感じられ、とても素敵なピアニストだと思います。
  後半はスメタナとチャイコ、1812年は東海第4高校吹奏楽部の特別出演で大いに会場が盛り上がりました。たぶん生徒の家族が多数来ていたのでしょう、演奏終了後、盛大な拍手を浴びていました。


上妻宏光「生一丁!」 Tour 2005
日時
2005年9月15日(木) 18:30〜

場所

札幌コンサートホールKITARA 小ホール
曲目
津軽じょんがら、よされ、あいや節ほか・・・

  はじめて上妻宏光さんのコンサートへ行ってきました。
  ちょうどKITARAへチケットを買いに行ったときに、「生一丁」と書かれたチラシが目に入り、それが上妻さんのコンサートで、それも三味線一丁でやるとあったから、迷わずチケットを購入しました。それもコンサートの5日前でしたが・・・苦笑
  どんなコンサートになるんだろうと思いながら、大ホールではなく・・・小ホールに足を踏み入れました。時間になって上妻さんが登場、一曲目(曲目がわからなくて・・・スイマセン)が終わってから、トーク付で約2時間、休憩無しで進められました。
  上妻さんって、バンドをバックにして、いつも立って演奏しているイメージでしたが、当夜は本当に三味線一丁!、演奏している音を聴きながら思いましたが、小ホールだからよく三味線の細かい音、息遣いがわかり、感じ取ることができるんですね。
  古典を大事にすることって、凄く大切だと思いますし、その良さを「生一丁!」と銘打って、聴衆に伝えようとしていく姿勢にはとても共感を覚えますね。自分は初代の高橋竹山の三味線が好きで何回か実演に触れたことがありましたが、当夜の上妻さんの演奏は古典を大事にする姿勢が十分に感じられた。
  次回のコンサートには友人を誘って、是非足を運ぼうと思いました!


フェスタサマーミューザKAWASAKI2005
日時
2005年7月24日(日) 16:00〜

場所

ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮
若杉  弘
オーケストラ
東京都交響楽団
曲目
マーラー  交響曲第5番嬰ハ短調
公開リハーサル 13:30〜14:30

  友人から若杉・都響のマーラーは定評があるから、一緒に聴きに行こうと誘われて、二回目のミューザ川崎に足を運びました。
  コンサートに先立って、13:30からの公開リハーサルを聴きました。若杉さんは実にていねいで細かくマーラーの生きた時代背景を織り交ぜながら、曲の特長やポイント、そして見逃し易いメロディ・リズム等、オケを鳴らしながら説明してくれました。こういうトーク付きのリハというのも、なかなかいいものだと感じました。
  さて本番、冒頭のトランペット、実に鮮やかで艶があって、凄く上手かったです。若杉さんのタクトはわかりやすくて、自分的には安心して聞く事が聴くことができました。低音部を十分歌わせながら主旋律を奏でるあたりは、昨年新国立劇場での「椿姫」を思い出しました。意外に感じたのは第4楽章、とても有名な楽章ですが、思いのほかあっさりとしていて、それが軽いのではなく心地よく聴こえるのは、指揮者とオケの相性がとても良いのでは思います。終演後の長い拍手はそれを物語っているように感じ、近いうちにまたこのコンビの演奏を聴きたいと思いましたね。いいコンサートに誘ってくれた友人に感謝!
  ちなみに前日は小澤征爾さんと水戸室内管弦楽団の定演だったのですが、自分は上野からJRで会場へ、が突如あの関東一円を襲った地震のおかげで行けなくなりました。友人はバスで行ったので無事に聴けてよかったのですが、友人がそのことをとても気にしていて・・・・。まあこれが最後ではないでしょうから、次回聴けるように頑張ろうかと。案外気持ちの切り替えが早い自分でした!!


新日本フィルハーモニー交響楽団夏の特別演奏会
日時
2005年7月13日(水) 19:00〜

場所

サントリーホール
指揮
小澤征爾
ピアノ
ユンディ・リ
曲目
グリーグ     ピアノ協奏曲イ短調作品16
ブラームス   交響曲第2番ニ長調作品73 
アンコール
グリーグ     過ぎし春

  小澤さんとユンディ・リの初共演!につられ、友人と二人で久々のサントリーホールへ聴きに行ってきました。
  前半のグリーグ、ステージを見て驚いたのは指揮台とピアノの距離がすごく近かったことで、小澤さんがリに配慮しているのではと感じました。初日ということで、リはかなり緊張していたように見受けられ、冒頭のティンパニーのあとの独奏は音が硬くて、流れにスムーズさが欠けていましたが、小澤さんの温かいサポートで徐々にノリもよくなり、終始パワフルなピアノを聴かせてくれました。
  この曲、楽譜を真面目に読んでいくと、強弱が激しくて劇的な印象をいつも受けます。ピアニストにとっては難しいコンチェルトだと感じます。アンコールは2曲も弾いてくれて、中国の小曲とシューマンの謝肉祭、こちらはグリーグを弾き終えた安堵感からでしょうか、のびのびと弾いていたのが印象的でした。
  後半のブラームス、生で第2番を聴くのは10年ぶり。小澤さんのアプローチは奇を衒うことはなく、実にまっすぐとしたものでしたが、要所要所の細かい指示を奏者に出していたのは、いつも通りでした。自分の席がP席の真正面だったので、今回は小澤さんのタクトを堪能することができました。
  当夜はアンコールがあって、さぞかしハンガリアダンスかなと一瞬思いましたが、演奏したのは予想だにしなかったグリーグの過ぎし春。これが絶品で絶品で、とにかく美しくてきれいで品のある弦の音色が会場に響き渡りました。グリーグではじまってグリーグで終わったコンサート。あとから考えると粋な計らいだったと思うのでした。
  それにしても小澤さん痩せたのでは・・・。


PMFウェルカムコンサート
日時
2005年7月9日(土) 19:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
指揮
尾高忠明
フルート
ヴォルフガング・シュルツ
コンサートマスター
伊藤亮太郎
曲目
ヴォーン=ウィリアムズ  タリスの主題による幻想曲
尾高尚忠           フルート小協奏曲作品30
ブラームス          交響曲第1番ハ短調作品68

  札響のPMFへの出演、今年はウェルカムコンサートで音楽監督の尾高忠明さんのタクトで開催されました。
  前半1曲目、ヴォーン=ウィリアムズのタリスの主題による幻想曲、メインステージとパイプオルガンステージに弦楽器奏者を分散し、さながら室内楽的な響きが会場一杯に漂っていました。心地よい演奏!
  2曲目は尾高さんのご尊父 尚忠氏のフルート小協奏曲、はじめて聴きましたが、どこが小なの?という印象が強く、大協奏曲じゃないの!と思うくらいソロが大活躍する曲。日本的なところも散見しましたが、あきらかにヨーロッパ的な響きです。ソロのシュルツさん、相変わらず安定していて聴衆の盛大な拍手を浴びていました。
  後半のブラームス、昨年N響の定期での尾高さんの演奏が凄かったので、とても期待していましたが、当夜は金管の響きに多少物足りなさを感じながらも、全体的にはパワフルな演奏だったと思います。アンコールはドヴォルザークのスラブダンス第10番、札響の弦はきれいですね。改めてそう感じました。


エレーヌ・グリモー ピアノリサイタル
日時
2005年6月27日(月) 19:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
曲目
ショパン      舟歌嬰ヘ長調作品60
ショパン      子守歌変ニ長調作品57
ショパン      ピアノソナタ第2番変ロ短調作品35「葬送」
ラフマニノフ    ピアノソナタ第2番変ロ短調作品36

  舟歌の冒頭を聞いた瞬間、本当にいいピアニストだと実感して始まったこのリサイタル。終始、安定した演奏でショパンとラフマニノフを堪能させてもらいました。
  グリモーらしさが感じられたのは、ラフマニノフのソナタ。自分もこの曲は大好きなので期待していたのですが、全曲を通してダイナミックな演奏、そしてラフ特有の陰影あるメロディが見事に表現されていて、満足のできる内容であったと思います。
  アンコールは全てラフマニノフで音の絵と前奏曲から、なんと4曲も演奏されました。次回聴くときはソロもいいですが、コンチェルトを是非聴いてみたいと思っています。


札幌交響楽団第480回定期演奏会
日時
2005年6月18日(土) 19:00〜  6月19日(日) 15:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
指揮
岩城宏之
ヴァイオリン
川久保賜紀
コンサートマスター
菅野まゆみ
曲目
ショスタコーヴィチ   ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調作品77
ストラヴィンスキー   舞踊音楽「火の鳥」全曲

  3年ぶりに桂冠指揮者 岩城宏之さんの登場です。少しお年を召された感じを受けましたが、当夜のコンサートはそれを払拭する重量感のあるものでした。
  前半のショスタコーヴィチのコンチェルト。この曲、実は一度も聴いたことがなく、一体どんな曲なんだろうと興味津々でした。ソロの川久保さん、とにかく巧い、凄いの言葉に尽きます。第1楽章の出だしから暗さを見事に表現、自分的には第3楽章のパッサカリアが圧巻で、カデンツアには心を奪われた感じでした。またオケに関しては、楽器の取扱いが細かいですし、技術的にも難しいですが、岩城さんの的確なサポートで金管・木管のソロが光っていたのが印象的でした。ただ欲を言えば、第2・4楽章は悪くはないのですが、もっと高揚する荒々しさがあればと・・・・。
  後半はストラヴィンスキーの「火の鳥」。
  よく聴く1919年版の組曲と違って、全曲版は火の鳥の情景が作曲者独特のリズム・メロディで描かれています。当夜の演奏は岩城さんはこの曲を得意としているだけに、実に堂に入ったもので、リズムの刻み方は絶妙で安心できましたし、オケのメンバーも岩城さんのタクトに応えて大熱演でした。
  岩城さんは今も昔も札響の発展には欠かすことのできない方ですから、これからも数多く定期の指揮台に立ってほしいと願っています。
  ちなみに翌日の2日目はチケット完売!
  このプログラムで完売ですよ・・・・、とてもびっくり!!、反面嬉しいですね。


札幌交響楽団第478回定期演奏会
日時
2005年4月28日(木) 19:00〜  4月29日(金) 15:00〜

場所

札幌コンサートホールKITARA
指揮
尾高忠明
ピアノ
ウラディーミル・フェルツマン
コンサートマスター
菅野まゆみ
曲目
尾高惇忠      オーケストラのための「肖像」
ラフマニノフ    パガニーニの主題による狂詩曲作品43
チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」

  今年度から札幌交響楽団の定期演奏会は同一プロ2公演となり、その記念すべきスタートのコンサートを聴いてきました。指揮は音楽監督の尾高忠明さん!
  2公演となり来場者数が気にかかるところでしたが、初日は約7割、2日目はほぼ満席の状態で、100人以上が当日券を求めて長蛇の列を並べてました。2日目は昼公演なので、夜に来場できない方々が多数見えられたとのことで、まずは好調な出足であったと思います。
  さて、演奏のほうはその期待に十分に応えたもので、「悲愴」は多少荒っぽさを感じましたが、渾身の演奏でした。今回からトランペットの首席に福田善亮さん、チェロの首席に石川祐支さんが入ったことで、金管では明らかに音色が輝しく艶がありましたし、チェロを含めた低音の音色は重厚な響きに変わっていました。お二人にはこれからも頑張っていただきたいです。
  定期演奏会が2公演となったことで、今後演奏内容が充実していくでしょうし、多くの方々に聴いてほしいと思います。


水戸室内管弦楽団第60回定期演奏会
日時
2004年12月5日(日) 14:00〜

場所

水戸芸術館コンサートホールATM
指揮
小澤征爾
ヴァイオリン
川崎洋介
ヴィオラ
店村眞積
曲目
モーツアルト  歌劇「イドメネオ」序曲 K366
モーツアルト  協奏交響曲変ホ長調 K364
モーツアルト  交響曲第36番ハ長調 K425「リンツ」

 はじめて水戸室内管弦楽団のコンサートを聴きました。
 水戸芸術館はとてもいいホールでした。自分が座った席は補助席でしたが、ステージに向って右側よりの後ろ側に位置していたので、小澤さんの指揮をたっぷり見ることができました。
 さて、このオケの弦は凄いですね。自分はイドメネオから、涙が出そうになっちゃいました。笑
協奏交響曲はソリストの迫真の演奏に圧倒され、「リンツ」は少し早めのテンポでしたが、躍動感溢れる演奏でした。
 アンコールにバッハのアリアが演奏されましたが、これが絶品で!!
 ステージと聴衆、そして会場が一体となっているのが感じられ、至福のひと時を過ごしました。


グルダを楽しく想い出す会  アルゲリッチ・ピアノ協奏曲の夕べ
日時
2005年1月26日(水) 19:00〜

場所

ミューザ川崎シンフォニーホール
出演
ピアノ      マルタ・アルゲリッチ
ピアノ      パウル・グルダ、 リコ・グルダ
ヴァイオリン  ルノー・カプソン
チェロ      ゴーティエ・カプソン
指揮       クリスティアン・アルミンク
管弦楽     新日本フィルハーモニー交響楽団
曲目
モーツアルト  3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242
モーツアルト  アダージョホ長調k.261とロンド ハ長調k.373
グルダ      チェロ協奏曲
モーツアルト  交響曲第32番ト長調k.318
モーツアルト  ピアノ協奏曲第20番ニ短調k.466
 当日会場の案内板に終演予定は21:40と表示されていたので、相当覚悟を決めて入場しましたが、本当にボリュームのあるコンサートでした。
 グルダを楽しく想いだす会と銘打っているだけに、生前グルダが愛したモーツアルトの作品が選曲されていました。最初の3台のピアノコンチェルト、グルダの息子 パウルとリコが演奏しましたが、ホント巧かったですね。アルゲリッチは第3ピアノを担当、控えめなパートでしたが、そこはさすがアルゲリッチ、しっかりと二人をサポートしてました。
 続いて、カプソン兄弟のヴァイオリンとチェロですが、特にはじめて聴くグルダのチェロコンチェルトは熱演で、聴衆の喝采を浴びてました。

 後半は第32番のシンフォニーのあと、アルゲリッチのピアノによる第20番のコンチェルトが演奏されました。自分の座った席が2F正面だったせいか、アルゲリッチの指先とペダルを踏む足先をしっかり見ることができました。アルゲリッチのペダリングはとにかく凄いの一言に尽きますね。ピアノのテクニックは言うまでもありませんが、あの微妙な音色は細かいペダリングによって見事に表現されていました。
 アンコールはソロかと思いきや、ベートーヴェンのトリプル・コンチェルトから第3楽章が演奏されました。ピアノパートは派手ではありませんが、演奏中何度もカプソン兄弟に視線を向けながら、アンサンブルの素晴らしさを聴衆に伝えてくれました。

 終演は22:00でしたが、アルゲリッチの並外れたプロ根性と音楽に賭ける情熱を感じた一夜となりました。アルゲリッチがいつまでも健康で演奏活動をしてほしいと願うのは自分だけではないでしょうね!

Copyright(C) All Rights Reserved, HARMONY since 2010.

                      酒蔵(さけぐら).com